9月度の株主優待クロスの成績は純利益が7万円程度となりました。
毎年9月度と3月度は20万円以上の利益を出せてきましたが、今年はコロナ渦による優待制度の改悪やイレギュラーな 一般信用売りの状況で思うような成績が出ませんでした。
獲得した優待券
平和
5口座で40,000円分のゴルフ場利用割引券を獲得しました。(1口座あたり800株分権利取り)
ヤマダHD
5口座で25,000円分のお買い物優待券を獲得しました。(1口座あたり1000株分権利取り)
近鉄GHD
5口座で株主優待乗車券を獲得しました。(1口座あたり100株分権利取り)
イエローハット
4口座で12,000円分の割引券を獲得しました。(1口座あたり100株分権利取り)
スシローGHD
4口座で4,000円分の食事割引券を獲得しました。(1口座あたり100株分権利取り)
TOKAIホールディングス
2口座で3,000円分のクオカードを獲得しました。(1口座あたり300株分権利取り)
優待券価格(収入見込み含む) 合計 80,400円
平和
昨年はヤフーオークションで額面の70%(手数料控除後)で売却できました。
今年も同程度の割合だとすると、
40,000円×70%=28,000円
の売却額となりそうです。
前期までは一人当たり28,000円分の優待券(800株保有の場合)が提供されており、長らく9月期のエース級銘柄でしたが、今回からは大幅に優待制度が悪化しました。
ヤマダHD
ヤフーオークションでは額面の80%(手数料控除後)で売却できそうです。
25,000円×80%=20,000円
近鉄GHD
金券ショップで1人分の優待券が3,800円で売却できました。
3,800円×5=19,000円
の金額となりました。
昨年までは5,000円程で売却できていましたが、コロナ渦による外出自粛の影響で金券ショップでの買取価格は低下しています。
イエローハット
ヤフーオークションで額面の60%(手数料控除後)で売却できそうです。(来春まで待った場合)
12,000円×60%=7,200円
となりそうです。
過去の傾向からして、春先まで待ったほうが売却額がわずかですが上がるようです。
スシローGHD
ヤフーオークションで額面の80%(手数料控除後)で売却できます。
4,000円×80%=3,200円
となりそうです。
TOKAIホールディングス
3,000円分のクオカードを獲得しました。
※ スシローGHDとTOKAIホールディングスは今回はじめて取得した銘柄です。
試しに権利取りしてみましたが、このような細かい銘柄の取得が増えると手間のわりに利益がでづらくなる気がします。
獲得のために要した費用 約6,000円
現物売買分
GMOグループの優待制度を使ったり、SBI証券の日計り信用取引などを利用しているので、全銘柄を併せても1,000円未満のコストで済みました。
信用売り分
GMOクリック証券、auカブコム証券で一般信用売りをしています。
手数料は無料(GMOは優待制度で実質無料)ですが、貸株金利が合計で約5,000円かかりました。
9月度株主優待クロスの純利益は約74,000円
優待券を売却すれば約74,000円の純利益となる見込みです。
過去に9月度が20万円以下の成績となった記憶はなく、11年間にわたって株主優待クロスに取り組んできた中では最低の結果でした。
コロナ渦による優待制度の改悪やこの手法が広く知れ渡ったことによる競争激化が原因であり致し方ない部分もあります。
とはいえ、獲得のための調査や売買手続き、優待券の売却の手間を考えると必ずしもオイシイ運用法とはいえなくなってきているのも事実です。
我が家は株主優待クロスを趣味でやっているわけではなく、資産運用の一部として実行してきましたし、これからもそのつもりです。
今年のような状況が続くようだともっと利回りの高い運用方法へシフトする必要もでてくるでしょう。
来年以降は資金配分や力の入れ具合について考え直す時期かもしれません。